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エアコン工事の流れ
エアコンの取り付け、取り外し工事の流れをご案内いたします
「ネット通販でエアコンを安く買えたけど、どうやって取り付けようか・・・」
「引っ越しのために今のエアコンを外したい」
「中古のエアコンを貰ったけど設置できずに困っている」
とお悩みの皆様、ご安心ください、茨城エアコンサービスでは他の設置工事業者よりお安く、エアコンの新規設置・移設をさせて頂きます。
STEP① 無料お見積り
下記のお問い合わせボタン、もしくはお電話(029-212-9033)より、ご希望されるエアコン工事についてお問い合わせください。
取り付け、取り外し工事の予定地域や、工事予定台数などが分かればあらかじめご用意していただけますと、スムーズにご案内させていただけます。また、集合住宅・テナント・貸事務所の場合は必ず大家さん(若しくは不動産管理会社)にエアコン設置の許可を取ってください。
お急ぎの場合は、お電話でにてお問い合わせください。
電話 029-212-9033
STEP② お見積りのご案内
ご入力いただいたご連絡先へ、ご希望工事内容の見積もりをご案内させていただきます。お電話の場合は折り返し工事担当者よりご連絡いたします。
料金・工事内容(取り付け・取り外し工事等)・注意事項等の説明がございますので、ご確認ください。またご不明点やご不安な点等がございましたら、遠慮なく気軽にお電話にてお問い合わせください。
STEP③ エアコン工事日の打ち合わせ
ご案内させていただいた見積り内容にご納得いただけましたら、工事日の打ち合わせをさせて頂きます。
工事日のお申し込みに関しましては、お電話での受付・先着順となっておりますので、ご希望の日時がございましたらお早めにご連絡いただくようよろしくお願いいたします。
また、エアコン工事は夏場(6月下旬から9月上旬)、特に混み合います。 猛暑の年は尚更です。また3月の引越しシーズンなどは土日も大変埋まりやすくなっておりますので、お早めにご相談いただくことをお勧め致します。
なお、工事時間ですがどうしても工事の特性上騒音が発生するため(特に壁の穴開け工事は大きな音が発生します)、原則夜間は近隣の住人のご迷惑になるため行いません。遅くとも19時には終わる時間配分で予定を組みます。
STEP④ 工事日当日
工事日当日に、訪問時間を担当電気工事士よりご連絡させていただきます。夏季など繁忙期は工事状況によって、お伝えさせていただいた訪問時間から遅れてしまうこともございますので、ご了承ください。
STEP⑤ エアコンの取り付け・取り外し工事施工
当日現場を実際見させていただいたうえで、お客様にご了承を得てからの施工となります。新規でエアコンを取り付ける場合、壁の穴開け工事が必要になります。また2階以上のお部屋にエアコンを設置する場合、原則室外機はベランダ(若しくは室外機設置用スペース)に設置しますが、建物によりベランダがないことが稀にございます、その際は一階に室外機を設置いたしますが、ホースの延長が必要になります。お手持ちのホースで対応できるときはそのホースを使用しますが、長さが足りない場合はこちらでホースをご用意いたします。ホース延長の追加料金は工事前にご提示致します。
エアコン取り付け工事詳細
ここから下の記事は専門的な内容のものになるため、お客様は分かる必要はまったくありません。ご参考までご覧ください。
エアコンを取り付けるにあたって、建物の電気容量を変更する必要が出てくることがあります。
たとえば、引き込み配線が単相2線式である場合、30Aが上限ですから、それ以上のアンペアに対応するためには単相3線式に変更する必要があります。この場合には東京電力からの引き込み配線の張り替え、及び分電盤までの配線の張り替え、分電盤の交換もしくは改造工事が必要になる場合がございます。
また、現在の引き込み配線が単相3線式の場合でも、配線の容量(太さ)により、引き込み配線の張り替えが必要なこともありますので、まずは茨城エアコンサービスの電気工事士にご相談ください。
1.エアコンの電気容量を調べる
取り付けるエアコンは冷房専用か、冷暖房兼用か、補助ヒーター付きかなど、エアコンのカタログ、仕様書などから容量を調べます。冷暖房、暖房の能力もKw表示ですから、電気容量と間違わないよう細心の注意が必要です。
2.設置場所の分電盤と配電盤の容量を調べる
分電盤、配電盤の容量に設置予定のエアコンを取り付けられる余裕があるかを確かめ、不足する場合は東京電力に連絡を入れ、容量を大きくする。
3.分岐開閉器も手元開閉器の位置を決める
手元開閉器はエアコンの近くに取り付けます。
4.配線の太さを決める
電気設備技術基準、内線規程もエアコンメーカーのカタログ、取扱説明書などを参考にする。
5.配線方式を決める
以下の事項を考慮して配線場所に適した工事を行う、
・ケーブル工事(VVFケーブルなど)
・線び工事(金属製も合成樹脂製など)
・合成樹脂配管工事(合成樹脂可とう電線管なども含む)
・金属管工事(第2種可とう電線管なども含む)
6.配線工事を行う
ルームエアコン、パッケージエアコンともに専用の配線工事を行います。
7.取り付け検査を行う
電気工事が完成したら以下の順序で検査を行います。
①目視検査:目で見て配線の忘れや間違いないか、接続箇所の締め忘れや緩みがないか、ドライバーなどで絞めながらよく確認する。
②接地抵抗測定:接地抵抗計で抵抗値を測定します。
③絶縁抵抗測定:配線した電線相互間も電線と大地間、エアコン外装と電源端子間を測定します。そのとき絶縁抵抗は1MΩ以上とします。
④通電試験:電源を投入し、テスターで各相関の電圧を測定し、次に検相器で相順を確認します。問題なく冷気、暖気が出ていることを確認し、異音がしないかなどもチェックします。
8.真空引き
エアコンの取り付け工事で冷媒配管工事が終了したら、真空引き(エアパージ)作業を行います。エアコンの取り付け工事を行うと必ずエアコン内部に空気が侵入してしまいます。エアコン内部に空気が入ると、エアコンの効きが悪くなるばかりか故障の原因にもなりますから真空引きといって冷媒管の内部に残った空気を真空ポンプで吸い出し、配管内を真空状態にします。
エアコン取り付け工事のまとめ
据付け手順 | 重要事項 | ||
屋内工事 | 1 | 据付け場所の選定 | ・室内機、室外機の設置場所を選定する。そのとき室内機の天井から50mm左側、右側50mm以上の空間を取る。 ・配管、ドレンホース、連絡配線の長さに注意する。 |
2 | 取出し配管の位置の決定と壁貫通の工事 | ・室内機の右出し配管か、左出し配管かに注意する(室内機の取付け位置による)。 ・穴開け時に養生を行う。 |
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3 | 室内機据付け板の取付け | ・据付け板と貫通穴との関係に注意する。 ・据付け板は水平に取り付ける。 |
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4 | 室内機連絡配線の取付け | ・連絡配線(VVF)と取付け配管、ドレン管をテーピングし、貫通穴から室外に出しておく(右配管の場合)。 | |
5 | 室内機の取付け | ・室内機が据付け板の上部のツメに掛かっているかを確認する。 ・室内機が水平に取り付けられているかを確認する。 |
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室外工事 | 6 | 室外機据付け台の設置 | ・据付け場所の確認(地面・壁・ベランダ・屋根など)・水平の確認をする。 |
7 | 室外機の取付け | ・室外機を据付け台に据え付ける。 ・室外機吹出し口に植物や動物の小屋などがない場所にする。 |
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8 | 室内機側フレア加工、締付け | ・フレア加工時のごみ、水分の侵入に注意する。特にリーマでバリ取りを行うときは銅管の切り口を下向きで行う。 ・トルクレンチとスパナ2丁で適正なトルクで締める。 |
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9 | 室外機側フレア加工、締付け | ・フレア加工時のごみ、水分の侵入に注意する。特にリーマでバリ取りを行うときは銅管の切り口を下向きで行う。 ・トルクレンチとスパナの2丁で適切なトルクで締める。 |
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10 | ドレンホースの取付け | ・室内機側のドレンホースに市販のドレンホースを接続し、テープで固定する。 ・ドレン水が排出できるように下り勾配にする。 |
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11 | ドレン水の漏れと排水確認 | ・室内機のドレンパンに水を入れ、漏れとホース先端からの排水を確認する。 | |
12 | エアパージ(真空乾燥) | ・真空ポンプで室内機と配管内の空気を排出しエアパージ(真空乾燥)を行う。配管漏れを確認。 | |
13 | 閉鎖弁を全開 | ・二方弁、三方弁を六角レンチで全開にする。 | |
14 | ガス漏れチェック | ・ガス漏れをチェックする。室内側フレア接続部分、室外機の接続部分。 | |
電気工事 | 15 | 連絡配線の取付け | ・連絡配線を室外機に取付け。 |
16 | 電源工事 | ・エアコン専用ブレーカを使用する。 ・連絡配線のVVFケーブルは2mmのものを使用。 |
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17 | アース工事 | ・アース棒を打ち込み室外機本体に取り付ける。 | |
断熱工事 | ・断熱材が配管を覆っているか確認。 | ||
配管回りの総仕上げ | ・配管のテープ巻は、下から上へ重ねて巻く。 ・サドルは1mの間隔で確実に止める。 ・室内機の壁貫通部をパテで埋める(雨や虫などの侵入防止)。 |
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リモコンの設定 | ・電池を入れ、時間を設定する。 | ||
試運転 | ・空調機の試運転を行い、確実に運転できるかを確認する。 ・運転ランプやドレン水の漏れなどがないことを確認。 |
ガスチャージについて
エアコンの取り付けや移設で冷媒配管長が規定より長くなった場合や経年劣化等でエアコンのガスが抜けてしまった場合は、冷媒を追加しなくてはなりません。追加ガス量はエアコンの機種によって違いますので説明書、若しくはメーカーホームページ記載の仕様書を確認して冷媒ガスを注入します。最近、エアコンの効きが悪くなったとお悩みの方もご相談ください。
エアコン取り付け工事で注意すべき事項
エアコンの取り付け工事は家庭内の電気工事に於いては非常に難しい部類に入る工事です。取り付けに際して注意しなくていけないことはエアコンの故障、部屋にダメージなどを与えてはいけないということがあります。 エアコンを取り付ける時に注意して欲しい事項についてご説明いたします。
1.賃貸物件に穴などをあけるとき
エアコンを取り付けるためには配管穴が必要になります。賃貸物件に配管穴がなく、新たに穴を開ける必要がある場合には必ず大家さんか不動産管理会社への確認が必要となります。
賃貸物件によっては壁の穴開けが自体が禁止されている建物(また部屋)もあり、別の取り付け方法を依頼されることもありますので事前確認が必須です。また、設置したい箇所が厚いコンクリート壁の物件は、電気工事士による取り付けが必要となり、ご自身での作業は不可能となる場合がありますので注意しましょう。また、エアコンの取り付けは頭上に重いエアコンを設置するわけですからご自身で設置をして足場を踏み外したり、頭上のエアコンの落下の危険がありますので必ず専門の電気工事士に依頼してください。なお、設置業者の中には電気工事士の資格の持っていない人が取り付け工事をしていることがあります。これは法律違反ですのでくれぐれもご注意ください。
2.室外機を取り付け場所
室外機を置くスペースの確保が必要です。室外機は騒音を発生するためご近所への配慮も必要です。特に冬場、夜通し暖房を使用していますと、気温の下がるAM2時からAM5時の間、負荷が強くなり、騒音が大きくなります。室外機の騒音はご近所トラブルの原因にもなりますから近隣のお家との距離が狭い場合はよく考えて設置する必要があります。
対してマンション、アパートなどの賃貸物件の場合は選択肢が少なく、置き場所は予め決まってきます。不動産管理会社、若しくは大家さん指定の場所に設置します。
3.電気容量を確認
エアコンを取り付ける場合、取り付けるお部屋の電気容量を必ず確認する必要があります。お部屋の広さや現在使用中の電化製品の数、種類によって異なりますが、それぞれのお部屋に適した電気容量が必要となります。エアコン専用の電気回路があると問題はないのですが、古い物件の場合そもそもエアコン専用の回路がないこともあります。予め設備を整えておかなければエアコンの使用が難しくなる場合もありますので注意が必要です。電気容量は前もって十分に確認しておきます。